2012年01月11日

藻琴山の名水、二ヶ所の銀嶺水(小清水峠)

阿寒国立公園内にそびえ立つ標高千メートルの藻琴山は、なだらかの山容を持ち、登山の対象としても親しまれている山である。

さらに、この山からの湧水は麓へと豊富に湧き出し、網走市や大空町の水道水の水源としても利用されている。

そんな藻琴山の八合目あたりで、ひっそりと湧き出す名水が銀嶺水である。

大空町(東藻琴村市街)から道道102号線を小清水峠、川湯方面に向かうと、やがて上り坂の峠道が始まる。

しばらく走ると左手に斜里岳の美しい姿が見渡せるパーキングエリアが現れ、その向かいに「藻琴山林道」と書かれた標識がある。

ここが銀嶺水へと続く林道の入り口だ。

林道に入るとすぐにエゾシカの侵入を防ぐゲートがあるが、鍵はかかっていない。

この手でゲートを開け、銀嶺水の湧き出る八合目を目指す。だたし、通過した後は必ずゲートを閉めるのを忘れないようにしてほしい。

林道を約3キロ走ると、若干の駐車スペースのある藻琴山八合目に着く。

ここから頂上までは徒歩で約20分。実はこの林道、藻琴山登山の最短ルートになるが、あまりにも登山道が短すぎるために利用する人が少ない。

駐車スペースの奥にある階段を下ると、山小屋「銀嶺山荘」があり、その手前の水飲み場が銀嶺水だ。

重ねられた岩の間からあふれ出る水は冷涼にして美味。山奥で湧き出る銀嶺水だが、一度は訪ねる価値のある東オホーツクの名水スポットだ。

実はこの名水をもっと手軽に味わえる場所がある。芝桜で有名な藻琴山温泉芝桜公園の中を散策すると、銀嶺水と書かれた水飲み場が見つかる。

こちらの水源はどうやら水道水らしいが、最初に書いたように大空町の水源地は藻琴山の湧水地。つまり、水源はどちらの銀嶺水も同じだ。

口に含んでみると、塩素臭さもなく、銀嶺水が手軽に楽しめる場所としておすすめできる。


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