2009年11月30日

大空という街

大空町は2006年(平成18年)3月31日、女満別町と東藻琴村が合併してできた新しい町である。この二つの街はもともとは網走町に属していたが、女満別は大正10年、東藻琴は昭和22年にそれぞれ分村独立した。その分村した町同士の合併ということになる。

空港のある女満別はオホーツクの空の玄関口として知られている。年間100万人の利用客がある女満別空港は、2,500メートルに滑走路が伸び、ターミナルビルも拡張されるなど、大型機の利用と海外便の運航に期待が持たれる。道内でも空の輸送の拠点としての重要度は増している。また、朝日ケ丘展望台やメルヘンの丘など、景観の美しさを積極的に観光資源に活用している。

東藻琴は藻琴山からの台地が広がる地域で、畑作と畜産が中心の田園地帯である。その牧歌的な風景をアピールして、「ノンキーランド」の愛称を村の名に付けた。生産される牛乳からチーズなど、より付加価値の高い二次加工品を製造する取り組みも行われている。

合併によって町は南北に細長く拡大し、藻琴山から網走湖までの広い行政区域となった。合併後の人口は約8,600人。「大空と大地の中で、ふれあいと語らいで創る、感動のまち」を将来像に掲げた新しい町づくりが始まった