2007年06月25日
斜里岳の山開き

6月24日の午前7:00より斜里岳登山道の入口にある山小屋・清岳荘にて、NPO法人きよさと観光協会の主催で東オホーツクの秀峰・斜里岳の山開きが開催されました。地元の清里町の町長さんをはじめ、日本百名山の一つで斜里岳の魅力を語りつつ、年間の安全な登山、および周辺環境の維持等に対する「主体的な」抱負が述べられました。

山開き(祈願祭)終了後、僕も参加する東オホーツクガイド協会 を中心とした山開き山行に関するサポートに関する諸連絡と諸注意が行われた後、一行は斜里岳(1545m)の山頂をめざして登山が行われました。この山開き山行以外の一般登山者を含めて、この日は200人以上の人が斜里岳登山を行いました。

斜里岳の登山は、沢を登っていく旧道と尾根をぐるっとまわっていく新道が用意されています。登りは旧道の沢ずたいが割合歩きやすいのですが、まだ残雪が多く、雪渓のところは滑落の危険が大きいので、新道を登るコースが推奨されています。登山道 今回、僕はこのところ50肩の問題があり、いざというときに自分の体をサポートしきれなくなる可能性もあるので、難所の多い今回の状態を考えて、難所が始まるところの前で引き返しました。無理をしてはいけない。状況の良い時に、登れば良いという先人の教えを守りました。
あと2週間もすると今ある雪渓の危険箇所もなくなることが予想されるので、その時に再挑戦する予定です。本来であると4時間ぐらいで山頂を極めることができますが、新道周りは登りがかなりきつい直登コースと長い尾根を歩くことの関係で、ペースの遅いグループは昼を回ってから山頂に到着したようです。

僕は途中から引き返しながら斜里岳の植物をじっくり見ながら下りてきました。こうした植物に接することだけでも楽しいのが斜里岳です。これまで、神奈川県の丹沢や東北の飯豊・朝日連峰の縦走を経験してきましたが、斜里岳の登山は本州ではなかなか経験できない醍醐味があります。今回は迂回してしまいましたが、ずっと沢を登っていく、その沢も非常にすべいにくい(こけがない)状況の中での登山は非常に興味深いものがあるのではないかと思います。

下山後、斜里岳登山口に最近設置された斜里岳原生林をじっくり観察できるウォーキングコースを二度にわたって下見しました。これについては、別の記事でご紹介します。 午後3時頃、登山者の多くが下山してくるのを迎えてから、山を下りました。





