2007年04月03日

防風林がつくる東オホーツクの景観

 

防風林

 

 東オホーツクは、自然の宝庫です。しかし、昔から続く自然だけでなく、ここに生活している人たちが創りだしてきた自然景観があります。

 東オホーツクには観光で来られた方も多いと思いますが、車窓から外を見ていると、畑にずらっと並んだ木々があちこちにあることに気づかれている方も多いのではないでしょうか?これは風の強い東オホーツクの農地で育つ作物を風から守る防風林です。その整然と並んだ防風林は、オホーツクブルーと呼ばれる青い空ととてもマッチします。多くの畑には、畑作三品と呼ばれる小麦・ビート(甜菜:さとう大根)、じゃがいもが植わっています。春から夏の収穫時期までこれらの作物のいろいろは変化していきます。その変化の色彩は、少し山のほうに登ってみるとその違いがはっきりとわかり、独特の景観を作ります。

 この防風林は中標津などの根釧台地が有名ですが、根釧台地の畑地は牧草が大半です。しかし、東オホーツクの場合は、この畑作三品を中心に、色の変化が楽しめる景観でもあります。筆者のオススメは、斜里岳山麓の斜里岳登山道の入口にある山小屋清岳荘からみる景観です。この防腐林のある畑の全体像を確認するのに最高の場所です。

 一方、畑に近づいて林立する防風林を見てみるのもなかなか楽しいです。この記事で撮影をしたのは、濤沸湖の南岸からちょっと入った場所です。坂を登っていくとこの防風林がそびえていて、さらに登ると道路に斜里岳の見えて来るという場所です。東オホーツクは観光地だけでなく、観光地と観光地を結ぶ間にもたくさんの見所があります。こうした防腐林めぐりをして歩くのもなかなか楽しい東オホーツクの自然探求の一つだと思います。