2007年05月28日

峠を越えると・・・

知床横断道路
 
 写真は知床横断道路(斜里側)です。今日、羅臼に行こうと思って国道に出ると「知床横断道路通行止」の表示が・・・。やむなく根北峠から羅臼に向かいました。ところが根北峠を越えると快晴なのです。仕事を終えたところ、知床横断道路の通行止は解除されていました。ところが羅臼側から知床横断道路を昇り、知床峠あたりに来ると濃霧です。東オホーツクから南の地域に行く場合は峠を越える必要がありますが、この峠を境に天気が急変する場合が多いです。
 
 快晴の羅臼岳(羅臼の街中より)
 
 上の写真は羅臼の街中から見た羅臼岳ですが、こんなに天気が良いのに・・・。一方でこの逆の多々あります。東オホーツクの南部や羅臼では天気が悪いのに東オホーツクに入ったとたん天気に恵まれるということも多々あります。こうした天気の様子をかいくぐって、自然の醍醐味を選択する幅の広さ・・・これも一つの魅力かもしれません。 

2007年05月28日

オホーツクに健在のホワイトアスパラ

 ホワイトアスパラというと、多くは缶詰でご存じかと思います。今回ご紹介するのは、北海道・大空町吉田農園で生産しているフレッシュなホワイトアスパラです。
 
 ホワイトアスパラ

 ホワイトアスパラはグリーンアスパラと違う品種だと思っている方が大半のようですが、実は、もともとはグリーンアスパラなのです。特別な加工といえば加工なのですが、収穫の直前の栽培方法に違いがあります。吉田農園では今年の場合、5月の中旬まではTBしている記事と同じ品種のグリーンアスパラの状態で栽培します。アスパラが出るか出ないかの状態でそこに50cmぐらい土を盛ります。土をかけることを「培土」と言います。アスパラに培土をすると、太陽とふれる機会がなくなります。太陽にふれる機会がなくなるとアスパラは白くなっていくのです。こうしてホワイトアスパラが完成します。アスパラは一時期まで缶詰の原料として生産されてきた経緯がありました。一時は培土するのが普通でした。しかし、培土をしないでグリーンの状態で食べることが一般になりました。そして、今はグリーンアスパラでの栽培が普通になりました。

ホワイトアスパラの培土作業

 この培土の作業は意外と手間がかかります。また収穫の作業は、培土されている状態なので、あたかも宝探しのようにここにアスパラがあるかもしれないという見当をつけてアスパラを掘り出さなければならないので、この時期、他の作物の植え付けと作業が重なる農家にとっては、ホワイトアスパラを栽培するのが大きな負担となりました。しかし、吉田農園では、この大変な培土の作業をほぼ自動化しておこなう培土の専用機械があります。また長年の収穫技術を高めて、手間をできるだけ省く作業形態をとっているので、今でもホワイトアスパラの栽培が可能なのです。

ホワイトアスパラの収穫作業

 とはいえ、吉田農園も他の作物を栽培しているので、せいぜい栽培できるのは5反のアスパラのうちの半分程度といいます。それでも朝と夕方の2回手作業でアスパラを収穫しています。アスパラの畑は片道270m。それを一日に何往復も歩いて収穫します。そうした手間をかけて収穫された絶品のアスパラがこのホワイトアスパラなのです。吉田農園ではホワイトアスパラに関しては、予約注文になっています。培土する畑の規模を考えないと他の作業に影響が大きいので、早めに注文をとって、その注文量に即して培土を行います。
 
ホワイトアスパラを掘り出した状態
 
 したがって、グリーンアスパラのネット上での注文は受けていますが、ホワイトに関しては、今年の予約の発送が終わった段階で、残量がある場合のみ受けてくださると言うことです。確実にホワイトアスパラが食べられるというわけではありませんが、どうしてもこのホワイトアスパラを食べてみたいという方は、吉田農園のホームページである「北海道産直物語」から問い合わせてみてはいかがでしょうか!

収穫作業中の吉田さん
 我が家では昨晩、このホワイトアスパラを分けていただき、家族全員で食べました。その柔らかさと甘みは何ともいえません・・・。本当に幸せな気分です。